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全日本大学空手道選手権大会の男女団体形・男子団体組手で優勝し3冠を達成しました

空手道部
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    2025年11月16日(日)、日本武道館(東京都千代田区)にて行われた第69回全日本大学空手道選手権大会において、帝京大学空手道部は男子団体形、女子団体形、男子団体組手が優勝し、3冠を達成しました。男子団体形は6連覇で通算16回目、女子は15連覇で通算17回目、男子団体組手は3年ぶり7回目の優勝を果たしました。また、女子団体組手は決勝の舞台での接戦の末、準優勝の成績を収めました。

    男女ともに団体形は、第1ラウンドから圧倒的なポイントを獲得し、危なげなく決勝進出を決めましたが、10月に開催された関東大学空手道選手権大会の決勝で女子団体形は敗れたこともあり、全日本での戦い方に注目が集まりました。決勝では、形を実践する「分解」の力強さが大きく増しており、対戦相手に差より0.5ポイント高いスコアでの優勝となりました。結果的に女子団体組手が決勝の舞台で中部学院大学に敗れ、4冠の夢は絶たれましたが、男子団体組手が大将戦までもつれる大接戦の末につかんだ3冠だったこともあり、観客からは温かい歓声や拍手が送られ、大きな感動を生む結果となりました。

    4冠を取って香川師範を胴上げしたいと学生たちは常々話していたため、準優勝だった女子団体組手のメンバーは目を真っ赤にしながら泣いていましたが、帝京大学空手道部監督・師範 香川政夫は相手選手に一歩も引かない戦う姿勢を見て「試合に敗れはしたが、本当によく頑張った。監督生活最後の年に3冠を取らせてもらえて感無量だ」と選手をたたえました。

    部を率いてきた4年生は、最下級生時代に全日本団体4冠を経験し、香川師範の監督引退となる本大会にかける強い意気込みを持ち続け、練習に取り組んできました。ここまでチーム力を高めてきた4年生の功績は後輩への大きな財産となり、新チームに引き継がれます。今後とも空手道部への温かい応援をよろしくお願いします。

    ■主な成績
    団体形
    男子:【優勝】帝京大学 【準優勝】同志社大学 【第三位】駒澤大学/国士館大学
    女子:【優勝】帝京大学 【準優勝】国士館大学 【第三位】駒澤大学/同志社大学
    団体組手
    男子:【優勝】帝京大学 【準優勝】京都産業大学 【第三位】近畿大学工学部/法政大学
    女子:【優勝】中部学院大学 【準優勝】帝京大学【第三位】京都産業大学/法政大学

    ■優秀選手賞(組手)
    弓削 慶介(医療技術学部4年)
    千葉 優汰(医療技術学部4年)
    竹内 絃喜(教育学部4年)
    船戸 来輝(医療技術学部2年)
    島 偉介    (医療技術学部2年)
    後藤 星奈(医療技術学部4年)
    伊藤 藍    (医療技術学部3年)

    ■大会結果の詳細についてはこちら
    https://www.jukf.org/modules/d3diary/index.php?page=detail&bid=183

    撮影:川本聖哉

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