2025/9/27【 関東大学対抗戦A 】vs日本体育大学 沼澤健一郎インタビュー
《POST MATCH INTERVIEW》
■HO沼澤健一郎(4年)
今日は対抗戦初出場でしたが、まずはこれまで自分を支えてくれた方々に感謝を申し上げたいと思います。この秩父宮での試合も初めてでしたが、いつもはテレビで見ているラグビーの聖地で、このメンバーたちとプレーできたことは本当にうれしいですし、次につながるとてもいい経験をさせていただきました。
試合に臨む緊張感はもうこの一週間で乗り越えていて、今日は自分のやるべきことをやろうと、ウォーミングアップの時から集中はできていました。あとは練習でやってきたことをどれだけ試合で出せるかだけでした。
ただ、多くの方々からの応援や今日は出られなかったメンバーたちの思い、歴代の帝京の2番を背負われた方々の思いなど、いろいろなものが感じられた試合でした。
僕自身は歴代2番、例えば江良颯さん(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)や當眞蓮さん(三重ホンダヒート)のようなスキルはないかもしれませんが、地道に目の前のことをやり続けることがとても大事だと思っていますし、僕のラグビーを作ってきたものだと思っています。そしてその結果が、今日につながったのだと思っています。
試合内容については、前節の立教大学さんとの試合はスタンドから見ていましたが、帝京の強みが出し切れていないと感じていたので、今日は流れの中でアタックし続けることができたので、チームとしてもとてもいい試合だったと思います。
トライはやはりうれしいですし、それまで動きも固かったのがほぐせたのはよかったのですが、自分としては自分のトライも仲間のトライも同じようにうれしいです。
スクラムはいいイメージができたので、どんな相手が来ても帝京のスクラムを組み続けられるようにしたいです。ラインアウトは前半の最初にミスが出てしまいましたが、その後は立て直すことができました。ゴール前など、緊張感のある場面でどれだけ精度を高められるかが、今後、試合の勝敗にも関わると思うので、大事にしていきたいです。
今日はあくまでもスタートなので、また明日から大学日本一を目指して頑張っていきたいと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)




