「富士北麓の伝統工芸~織り編みつがれてきたもの~」展を開催します(5/18~8/9)

5月18日~8月9日の期間で、「富士北麓の伝統工芸~織り編みつがれてきたもの」展を開催します。

河口湖をはじめとする富士五湖の風光明媚な景色が広がる富士北麓地域。
富士山により雄大な自然がもたらされた一方、火山灰層の水はけのよい大地は水田を作るには難しく、その特性と向き合いながら生活を営んでいく必要がありました。

そこで発達してきたのが、今日まで続く伝統工芸となった甲州大石紬織物と富士勝山スズ竹工芸品です。

大石地域では、水はけのよい土地でも育ちやすい桑を植え、その桑を食べて育つ蚕から繭をとる養蚕業が盛んに行われました。
大石の女性たちの多くは機織りに従事し、本繭(一匹の蚕が作った繭)と玉繭(二匹の蚕が作った繭)から大石紬を生産しました。

勝山地域では、富士山麓に自生するスズ竹を材料に笊や籠などが作られてきました。
主に農閑期に製作されたスズ竹工芸品は、勝山地域で伝統的に営まれてきた行商の流通にのり、郡内地域を越え、関東や関西など広い地域で販売されました。

本展では、上記ふたつの地域の伝統工芸を紹介します。現在まで受けつがれてきた富士北麓地域の伝統工芸の魅力を楽しんでください。